スポーツチャンバラとは


ルールは簡単! 打ち合ってみよう!


棒を振り回して遊ぶ「チャンバラごっこ」から発展したスポーツチャンバラ。
体育館などの屋内で、面をつけ軽いエアーソフト剣(中身が空気で出来ている剣)で打ち合います。
『打たれれば負け』という簡単なルールで、小さい子どもから年配の方まで誰でも楽しめます。
スポチャンにはレクリエーション・スポーツ・武道・武術という4つの顔があります。
  ほとんどの用具は空気を抜いてコンパクトに持ち運べます。




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武器のこと


スポチャンで使う用具は『得物(えもの)』といい、いろいろな種類があります。
すべての得物を自在にあやつるマルチプレイヤーはごくわずか。大抵の人には「得意な得物」と「ちょっとなじみにくい得物」があります。
自分にしっくり合う得物が何なのか、あれこれ試してスペシャリストをめざしては?

大会いろいろ!


世界選手権・全日本選手権をはじめ各地でスポーツチャンバラの大会が開催されています。
使う得物の種類によってさまざまな種目があり、各種目の優勝者によるグランドチャンピオン戦では会場は大変な熱気にあふれます。





SSCC的得物事典

【小太刀(こだち)】

    

長さ60cm。スポーツチャンバラではもっともポピュラーな得物です。
小太刀を使う種目は意外と多く、「小太刀」・「基本動作」・「短刀」・「二刀」・「楯小太刀」の各種目で使用されます。



【杖(じょう)】

    

140cmの棒の両端にエアーソフト剣がついたもの。
両端で交互に攻撃しながら防御でき機動性に優れていますが、使いこなすのは難しいです。
ハイレベルな杖の試合は見ごたえがありますが、業界で杖を得意とする選手はまれ。
しかしSSCCではポピュラーな得物です。


【楯(たて)】

40cmの楯でディフェンスしながら小太刀で攻撃する「楯小太刀」、長剣とあわせて使う「楯長剣」の各種目で使用されます。
相手の攻撃をことごとく楯で受ける楯さばきには、見る人をひきつけてやまない魅力があります。

【短刀(たんとう)】

     

非常に短い得物。攻撃は面と胴の突きのみ有効。
短刀を持っていない手で相手の突きを払う『払い手』を使えます。
素手系格闘技に感覚も間合いも近いです。



【長剣(ちょうけん)】

    

長さ100cm。「長剣フリー(片手で長剣を扱う種目)」・「長剣両手」・「短槍」・「二刀」・「楯長剣」の各種目で使用されます。
長剣フリーが得意な選手はスポチャン業界ではとても多いですが、なぜかSSCCでは少数派。



【棒(ぼう)】

200cmの棒の両端がエアーソフト剣になっています。
自在に扱う事が出来れば強力ですが長くて重い分、両端で攻撃しながらディフェンスも確実にするのは難しいです。

【槍(やり)】

200cmの棒の一端がエアーソフト剣になっています。
突きが中心の「槍の部」の他、払いありの「長巻(ながまき)」としても使われます。
もっとも長い得物ですが、勝利をおさめるには熟練の技が必要です。



その他詳しい説明は公益社団法人日本スポーツチャンバラ協会ホームページ をご覧ください。